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2013年9月

2013年9月21日

Doors to WHERE?

Bueytbkcuaaxnf9


風琴工房『hedge』、無事に全公演が終わりました。
多くの人に愛された幸せな作品でした。
観に来てくださった方々、
気にかけてくださった方々、
関係者のみなさま、
本当にありがとうございました。

僕の演じた加治崇之という役には、
Kさんというモデルの方がいらっしゃいました。
彼は僕が以前勤めていた会社の先輩にあたり、
友人が数年一緒に仕事をした仲間でもありました。
直接の面識はないものの、
友人から彼の話をたくさん聞かせてもらい、
今回演じるにあたっての参考にさせてもらいました。

加治さんはKさんそのものではないにせよ、
Kさんの生きざまについて
稽古・本番を通してずっと想像を巡らせました。
夢や理想、成功を求めてエネルギッシュに生きた姿は、
きっと華々しく美しかったことでしょう。
僕にも、芝居に対する夢や理想や野心があります。
舞台上でそれらが少しでも重なることがあればと、
祈るような気持ちで毎回舞台に上りました。

加治さんはその向こうに夢や理想を追い求めて、
怖れることなくドアを開け続けていきました。
でも、彼の開けていたドアに飾られた数字は「4」。
ドアの向こうに待っていたのは「死」でした。
その絶望は計り知れません。

加治さんを通じて僕はKさんのことをずっと考え続けてきたので、
なんだか実際知っていた人のようにすら思えます。
もし実際に出会っていたら、
きっと僕にとって大好きな憧れの先輩だったでしょう。
一緒に仕事をすることも、もしかしたらあり得たかもしれません。
お会いしてみたかったです。

今回、いつもKさんに「力を貸してください」とお願いをしてから
舞台に上らせてもらいました。
今回の公演では誰よりも彼に感謝をしています。
Kさんのことは一生忘れません。
ありがとうございました。


20130920_150906




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