2009年6月 9日

ぼくの街

高円寺は、ぼくにとっての第2のホームタウンと言っても過言ではない。

母親の姉(ぼくのおばさん)がずっと高円寺に住んでいて
ぼく自身杉並区で生まれたこともあって
まだ0歳だった頃から高円寺でよく遊んでいた(そうだ)。
幼いころの記憶では、青梅街道と駅を結ぶバス通りは
まだ舗装されていない砂利道だった。

その後高校生になって、通い始めた学習塾も高円寺にあった。
そして、大学生になってその塾で先生として教えることになり
結局9年間もそこで働くことになった。
そのころは、毎晩のように高円寺の街で飲み歩いて
泣いたり笑ったり、青春時代を謳歌したものだった。

役者を始めてからも、高円寺に住んでいる友達が出来て泊まりに行ったり
高円寺付近で稽古をしたりすることが多かった時期があったりで
また高円寺にしょっちゅう出没することになった。
さらには今回、「ユーリンタウン」で約3ヶ月間高円寺に通うことになり
高円寺の劇場で芝居をして、高円寺の街で飲み歩く毎日を送っている。

本当に縁のある街なんだなー。


学生時代通いつめた店のいくつかは、20年近く経った今でもまだ残っている。
でも、もちろんもうなくなってしまった店もたくさんある。
こないだ共演者たちに連れられて行ったダーツバーは
昔は、ロックをガンガンに流していたかっこいいバーだった。
ロックをこよなく愛するジョン・レノンみたいなマスターと
若くてかわいいアイドルみたいな奥さんがいつもカウンターにいて
名物のポップコーンの香ばしい匂いがいつも充満していた。
まだ学生だったぼくたちは、ロックを聴いて、ポップコーンを食べて
バーボンを飲みながら、いつも何かを熱く語り合っていた。

あのときいつもあそこに一緒にいた大好きだった先輩は
今はもうこの世にいない。

ねえ、あの店もうなくなっちゃったよ。
でも、店に下りていく階段とかトイレとか壁とかカウンターとかテーブルとかは
昔とおんなじだったから、いろんなこと思い出して涙が出たよ。
いつも一緒に飲んでたバーボンをひさしぶりに飲んだよ。
ただ、どうしてもあの店の名前が思い出せなかったんだ。
何だったっけね。


いつか一人暮らしをするなら、絶対に高円寺に住もうと思う。

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2009年6月 6日

BOLERO

ひさしぶりの更新です。

「ユーリンタウン」、長かった稽古期間も終わり無事に開幕致しました。
この1週間、多くのお客様に観に来て頂き
概ね、好意的な感想を頂いています。
まだあと3週間近くやっておりますのでぜひ観にいらして下さい。
土日を中心にチケットはかなり売れてきておりますので
ぜひお早めに予約頂ければと思っております。

先日、ぼくの大好きな作家の一人である栗本薫さんが亡くなられました。
体調が悪いのは知っていたので、ある程度覚悟はしていましたが
実際に訃報に触れてみると、思った以上の大きな喪失感がありました。
多くのファンがそうであっただろうように
彼女の作った物語に深くコミットしすぎてしまいました。
この先またじわじわと悲しみは増すように思われます。
ほんとうに、途方に暮れてしまっています。

そのかわりといってはなんですが
村上春樹氏がひさびさに長編を書いてくれました。
いろんな評価があるでしょうが、ぼくにとってはストライクど真ん中。
確実に、ぼくの心を揺さぶり、癒してくれる作品です。
一気に読んでしまってはもったいないので
少しずつかみしめながらじっくりと読んでいたのですが
ペースはどんどん上がってしまい、恐らく今夜読み終わることになります。
どんな結末になっているのでしょうか。楽しみです。

なぜかは分からないのですが
「ユーリンタウン」が始まってからのこの一週間
ずっと「BOLERO」を聞いています。
ぼくを取り巻くいろんなことが、あの音楽の中にすっと溶け込んでいます。

明日も良い一日でありますように。

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2009年4月18日

木村さんと鈴木くん

働いていた会社を辞めてから、かれこれ8年が経つ。
会社にいた時期は短かったけれど
きちんと勤めた会社はその1社だけだったし
いろいろと波乱に満ちた密度の濃い時間を過ごしたので
今でも身体のどこかに、記憶がこびりついて消えない。

そのせいか未だに会社の夢をよく見る。
昨日は、特に仲が良かった木村さんと鈴木くんの夢を見た。

木村さんはその会社で一番お世話になった先輩で
彼がいたおかげでぼくはその会社に入れたと言っても過言ではない。
ほとんどの偉い人がぼくに最低レベルの評価を下した中
木村さんは最初からぼくを気に入ってくれて味方してくれた。
最終的には「俺が全責任をとりますから」と偉い人たちを説得して
ぼくが入社するのを助けてくれた。
そして実際、会社にいた期間ずっとぼくを支え続けてくれたのだ。

鈴木くんとは仕事上の関係はほぼなかったにも関わらず
なぜか気があって、一番仲がよかった友人だった。
週末はつぶれるまで飲み明かしたり、あちこち旅行に行ったりもした。
ぼくが会社を辞めようかと考え出した時期には
もっとぼくが働きやすい環境に異動出来るよう
陰で偉い人たちにかけあったりしてくれていた。

当然彼らはぼくが会社を辞めることに大反対して必死に止めてくれた。
ぼくも彼らの思いを痛いほど感じて、辞めることがつらかった。
でも、最終的には「お前がこれからどう生きるか次第だ」と言って
ぼくのことを送り出してくれた。
そのときのことが、いつでもぼくの生きる原動力になっている。

最近は二人ともあまり連絡を取っていない。
サッカー好きの木村さんは、会社を辞めてサッカーチームを買い取った。
いまやJ2リーグチームのオーナーになっている。
豪勢に遊び仕事にも燃えていた鈴木くんは、結婚して子供が生まれ
いまやマイホームパパになっているというウワサを聞く。
なんにせよ、二人とも相変わらずパワー全開で生きてるのだろう。

ぼくも元気でやってます。

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2009年4月16日

春うらら

悩みのない眠り。うらやましい。

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「ユーリンタウン」の稽古、着々と進んでいます。
50人弱の大所帯にもだいぶ慣れてきました。

今回は出来立てホヤホヤの新劇場「座・高円寺」でのこけら落とし公演です。
今週から稽古も劇場内の稽古場に移りました。
出来立てだけあってキレイです。
中央線に乗ってると電車の中から見えますよ!

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2009年3月 7日

さくらん

また最近変な夢が続いている。

【おととい】
飲み屋で知り合ったある同年代くらいの男の人に
今から自宅でパーティをやるので来ないかと言われて
酔っぱらった勢いで彼の家に行くことにした。
その家は古めかしい豪邸で
中に入ると思ったよりたくさんの人が集まって
すでにかなり盛り上がっていた。
しかし、集まっている人たちをよーく観察してみると
一様に顔色が悪く、なんだか不気味な感じがする。
おかしいなと思っていろんな人をつかまえて話を聞いても
みんな少し怯えた感じで、当たり障りのないことばかり言う。
さらにおかしいと思って、気の弱そうな女の人をつかまえて
かなり強めに詰問してみると
なんと、ここに集まった人たちはみんな
この家に監禁されている人たちなのだという。
彼の支配力というか監禁力がすごくて
恐怖のあまり彼の言う通りの行動をしてしまうのだという。
ぼくは怖くなって、何とか彼の目を盗みそこから逃げだした。
確実に追われているのを感じながら
ようやく、近くにあった警察署に逃げ込んで
必死に事情を説明した。
するとそこに、中年の優しそうな刑事さんが来て
詳しく話を聞きたいからと取調室のようなところに
連れて行ってくれた。
「助かった!」
ところが、安心したのもつかの間
その部屋で待っていたのは、なんと監禁犯の彼だった!
刑事さんたちもみんな彼に操られていたのだ。
この警察署もまた彼の監禁場所のひとつだったのだ。
途轍もない恐怖の中、目覚める。

【きのう】
南国の美しい海にぼくは一人で来ている。
ぼーっと海を眺めていると
波に乗って、アザラシのようなものがやってきた。
アザラシにしては小さくて細い。
しかも、顔の部分はアザラシというよりサメのようで
細長く伸びた長い口をもっていた。
皮膚はうすいベージュのような色でとても美しい。
ぼくはその生き物に強い興味を覚えて
少しずつそいつの方に近づいていった。
すると、そいつもぼくに気づいてこちらを振り返った。
そして、そいつと目が合った瞬間!
ぼくたちは完璧に気持ちが通じあった。
一瞬にして、小さいころからの親友のような近しさを感じた。
もうそいつなしでは生きていけない気にさえなった。
ぼくは当然のように、そいつを家に連れ帰った。
そいつは海から離れたことで寂しそうだった。
ぼくは必死になって慰めてあげた。
でも、陸に上がったことが相当なストレスだったらしく
いつまでたっても元気にならない。
ついには、ぼくの手に噛み付いてきた。
ぼくは傷ついて、少しの間部屋に放置しておくことにした。
そもそも、家に連れ帰るにはそいつは大きすぎたのだ。
ぼく自身、どうしてよいのか分からなくなって混乱していた。
でも、一人にしておくのはいくらなんでもあんまりだった。
遠く知らない場所に来てナーバスになるのは当たり前なのだ。
慰められるのはぼくしかいない。
責任は連れてきたぼくにある。
ぼくは反省して、また部屋に戻ってみると
そいつはそっぽを向いて寂しそうに外を眺めているように見えた。
「さっきはごめんな」
ぼくはそう言ってそいつを撫でてあげた。
でも全然反応がない。
怒っているのだろうか。眠っているのだろうか。
いや、待て。
触れている皮膚は心なしか固く、よく見ると少し黒ずんでいる。
そう、そいつはひからびて死んでしまっていたのだ。
途轍もない寂しさの中、目覚める。

【今日】
どんなストーリーだったか全然覚えてないが
夢の中でぼくはコメディアンになっていた。
山下洋輔ばりにピアノを弾きながら何やら話すというスタイルで
何だか自分じゃないみたいなテンションの高さだった。
何を話しているのか分からないが、お客さんは大爆笑していた。
途轍もない満足感の中、目覚める。

いったい何でこんな夢を見るのだろうか。
脈絡もなければ、思いあたるふしもない。

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2009年3月 6日

暗闇

沈黙の闇は、喧騒の光に殺される。

密やかな想いは闇の中でしか生まれないのに。

揺るぎない憧れは闇の中でしか育まれないのに。

戻らないと、暗闇に。

そこにぼくの生きる意味がある。

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2009年1月 9日

電撃結婚願望

昨日スタートのドラマ「ありふれた奇跡」を見た。
山田太一さんの最後の連ドラとか。

静かで繊細で真実味があって。
今後がものすごく楽しみになる初回だった。

にしても、加瀬亮さんて素晴らしいなあ。
好きだなあ。


あと、知り合いが新年早々結婚した。
言ってみれば、かなり電撃的な感じだった。
ぼくは、あまり、というかほとんど結婚願望がないのだが
「電撃結婚」ってのにはちょっと憧れる。

「あの急なんだけど、今度○○さんと結婚することになりました」
「えー、うそー!まじー!!!」

みたいなのって、想像するだけでちょっとワクワクする。

そのうちそんなこともあるかもねbleah

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2009年1月 6日

愛・革命

今日は北区の同期たちと帝国劇場へ。
みながお世話になってるニシキさんの出演する舞台
「新春滝沢革命」を観てきた。

いやー、ど派手でした。

次から次へと繰り広げられる演出効果もさることながら
滝沢くんを筆頭とするキャストの人たちの運動量のすごさ。
あれを1ヶ月やり続けるのだから尊敬してしまいます。

ニシキさんもさすが素晴らしかったです。
踊りはかっこいいし、芝居ではいっぱい笑わせてもらいました。

終演後、ひさびさにご挨拶。
相変わらず優しくてセクシーでした。


その後は同期たちと同窓会&新年会。
またゆっくり飲みたいね。

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2009年1月 3日

一月の3日間

明けましておめでとうございます。
昨年は多くの方に支えられて良い一年となりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します!

ぼくは新年早々インフルエンザにかかりました。
感染したのは年末なのでしょうが
実際に症状がひどくなったのは1日の朝方で
起きたときには、寝汗で服はビショビショ。
しかも、ひどい頭痛でした。
さらに2日になって熱も上がり痛みもひどくなったので
救急病院に行って検査してもらったところ
まあ、予想通りというか、インフルエンザと診断されました。

気を張ってるうちはいいんですけどね。
気を抜くとすぐこうです。昔からそうでした。
予防接種しなかった自分が悪いんです。自業自得です。
でも、元日からじゃなくてもいいんじゃないかという気もします。

とにかく、この3日間はずーっと寝て過ごしました。
ようやく熱は下がりましたが、節々がまだ痛みます。
完全復帰まではあと1~2日ほどかかりそうです。

ずいぶん流行っているようなので、みなさま、お気をつけ下さい。

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2008年12月30日

スクランブル交差点

昨日は、まず芝居を観に王子まで。
3月・8月に共演したしんちゃんと
11月に共演したこいけちゃんが今度は共演。
しっかりした骨太で繊細な脚本に、丁寧で奇をてらわない演出。
しんちゃんもこいけちゃんも魅力的で、気持ちのよい舞台でした。

んで、終演後、客席で偶然会ったそんはとつかの間のデート。
今年はなんだかんだとよく会ったね。
いろんな思い出の残る王子という場所で
あのときとは別の地点に立ってる二人が未来について語る。
最高の栄養補給。

そのあと、御徒町まで電車に乗り、湯島まで歩く。
その途中、さっきまで会ってたそんはのパパと遭遇。奇妙な縁。
湯島では、去年やった「PIAF」のメンバーと忘年会。
1年以上経ってるのに今年もまた忘年会。
それぞれとは定期的に会っていたけど、みんなで会うのは久しぶりで
結局ずるずると朝まで大騒ぎ。

年末らしい、ぐちゃぐちゃで楽しい一日でした。

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